概要
スキルやアイテムなどのステート付与(解除)に条件を付けることができます.
例えば,HPが500以下の場合のみ即死効果のようなスキルが作成できます.
BMSPライブラリver1.00以上が必須です.
どういったものに需要があるかなど
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スキルやアイテムなどのステート付与(解除)に条件を付けることができます.
例えば,HPが500以下の場合のみ即死効果のようなスキルが作成できます.
BMSPライブラリver1.00以上が必須です.
スクリプトに丸ごと貼り付けていただければ使用できます.
武器・スキル・アイテムのステート変化に条件をつけることができます.
ステート条件を付けるには,まずは通常通り変化させるステートのチェックボックスにチェックをし,
メモ欄に以下のフォーマットで記述します.
==%state%%cond%==
変換文字 | 変換候補 | 説明 |
---|---|---|
%state% | ステート名 | 条件を付けたいステート名を記述します |
%cond% | 条件 | 条件フォーマットを1個以上並べます |
条件フォーマットは以下のようになっています.
[%base%%value%]
変換文字 | 変換候補 | 説明 |
---|---|---|
%base% | 属性名 | 条件にする属性名を指定します |
能力値 | HPやMPなどを条件に指定します | |
省略 | 省略するとすべての属性が検索対象になります | |
%value% | ABCDEFを任意個並べる | %base%が属性名または省略のとき,条件に指定したい属性有効度を並べます |
valueフォーマットで置き換える | 下に示すvalueフォーマットで置き換えます |
変換候補 | 説明 |
---|---|
HP |
対象のHPを条件のベースに指定します. valueフォーマット内に"%"が使用できます |
MP |
対象のMPを条件のベースに指定します. valueフォーマット内に"%"が使用できます |
SP |
対象のSPを条件のベースに指定します. valueフォーマット内に"%"が使用できます |
MAXHP | 対象のMAXHPを条件のベースに指定します |
MAXMP | 対象のMAXMPを条件のベースに指定します |
MAXSP | 対象のMAXSPを条件のベースに指定します |
LEVEL |
対象のレベルを条件のベースに指定します. 対象がエネミーの場合は常に条件の評価は真となります. |
ATK | 対象の攻撃力を条件のベースに指定します |
DEF | 対象の防御力を条件のベースに指定します |
SPI | 対象の精神力を条件のベースに指定します |
AGI | 対象の敏捷性を条件のベースに指定します |
RAND | %value%パーセントの確率で条件が真となります |
VAR(xxx) | \V[xxx]の変数の値をベースに指定します |
valueフォーマットは以下の様になっています.
%var%%val%%thr%
変換文字 | 変換候補 | 説明 |
---|---|---|
%var% | V |
これを付けると\V[%var%]の変数の値を参照します. 省略すると%var%そのものの値となります |
%val% | 整数 |
能力値フォーマットがHP・MP・SPの場合のみ, 20% のように"%"を付けることができます |
%thr% | 以上 | %base%が%val%以上のとき真となります |
以下 | %base%が%val%以下のとき真となります | |
超 | %base%が%val%より大きいとき真となります | |
未満 | %base%が%val%未満のとき真となります | |
省略 | %base%が%val%と等しいとき真となります |
例:炎の属性有効度がEかFの場合暗闇状態付加
(このとき,スキル有効度自体の判定がこのあと行われます.
つまり,この条件に当てはまっても対象のステート有効度がFなどの場合,
暗闇状態にはならない可能性があります.)
例:HPが20%以下の場合暗闇状態付加
条件を並べた場合,全ての条件を満たすときのみ真となります.
また,ステート条件フォーマットを複数書くと,いづれかの条件を満たすとき真となります.
例:炎の属性有効度がFのとき,50%の確率で暗闇状態付加
(RANDでは%thr%の項目は無視されます.)
例:炎の属性有効度がFまたはそうでなくても50%の確率で暗闇状態付加
例:\V[1]の値が\V[2]の値以上の場合暗闇状態付加